2008年1月 5日

初夢

普段は睡眠時間が5時間弱のため夢など見ている閑はない。
年末年始は、訪問やら来客やらで普段の生活リズムが変る。
そのためか睡眠時間が長めになり、久しぶりに夢を見てしまった。
元旦の晩ではないので正確には初夢ではないが、今年初めて見た夢なので記録に残しておく。
夢の中身はというと、なんと百足(ムカデ)である。
 どこかの研究所で生体サンプルを見学し、
 どういういきさつなのかわからないまま捕獲を依頼される。
 このサンプルがデカい。頭の部分が以前に食べた大きなロブスターぐらいある。
 体は長すぎて全容を把握できない。
 気味が悪いので、捕獲の依頼は生返事で無視することにした。
 「こんなものが見つかるはずがない」「見つからなければ捕獲も無理」
ということで、まだまだ夢は続く。
 最初の夢のことはすっかり忘れている。
 百足も捕獲もロブスターも完璧に記憶にない。
 場所は当家の庭である。(庭ではなく建物の隙間)
 地面には、掃き残した桜の落葉が堆積している。
 突然、足元の落葉がガサゴソと音を立て、
 巨大な百足が這い出してきた。
 多少驚いたが、よく観察すると見覚えがある。
 思い出してみると、最初の夢の記憶が徐々に蘇ってきた。
ここで半分目が覚めたが、それからが大変である。
・何で百足の夢なのか?
・夢の中なのに、以前に見た夢のことをすっかり忘れることができたのか?
・二回目の夢で、百足を見た途端に一回目の夢のことを思い出せたのか?
・現実の物について、その物から導き出される記憶とは経験なのか夢なのか?
「記憶の階層」とか「記憶のリンク」とかで、
その日はずいぶん長い間悩んでしまった。

結論:
 寝過ぎると、ろくな事はない。
 眠くない時は、無理して寝てはいけない。
 足元から百足が出てきたのは、 ユタンポ が暴れたのだろう。