2007年11月26日

蘊蓄

本日は蘊蓄をたれる。(蘊蓄を傾けるのではない)
「ボルゾイ」という犬種を調べてみると、どこのサイトも同じような説明である。
 ....ボルゾイとは、ロシア原産で、「俊敏」を意味するロシア語から名前がつけられ....
この程度の知識ではボルゾイのオーナーとしては恥ずかしい。
ということで、もう少し詳しく調べてみた。
 ロシア語で「犬」は、Собака (サバーカ)だそうである。
 この名詞は女性名詞であり(フランス語では男性名詞だったと思ったが)、
 それにつける「俊敏な」という形容詞は、女性形でなければならない。
 「俊敏」は、ロシア語にすると、
  борзая (バルザーヤ)(女性形)
  борзой (バルゾーイ)(男性形) となる。
 男性形の「バルゾーイ」から「ボルゾイ」になったようだが、
 本来ロシアではこの犬種のことをバルザーヤと呼んでいるらしい。

散歩の時に初対面の人から、「何という犬種ですか?」とよく尋ねられる。
「ボルゾイです」と答えるが、
「ボロゾイ?」・「ポルゾイ」・「ブルゾン?」・「????」と、なかなか通じない。
今度から「バルザーヤといいます」と言って、そそくさと逃げだしてしまおう。

この前いきなり中学生から「ボルゾイのMixですか?」といわれたようだ。
何でMixと思ったかというと、
「その子の近所にいるボルゾイとはずいぶん違っている」ということらしい。
どこがどう違っていたのかは不明である。
色かな? 大きさかな? それともむこうがMixか?